毎年恒例の英語通訳・翻訳科の校外研修を、昨年に引き続き、京都の太秦(ウズマサ)映画村で実施しました。今年は新型インフルエンザの影響で修学旅行団体がキャンセルしたのか、平日でもあり、ほとんど貸切状態でした。この機会を逃すまいとばかり、学生たちは思う存分施設の見学を満喫しました。
今回も、引率の田中先生から日本の歴史や江戸時代の風習の説明があり、その内容を英語でどう表現するか教わりました。また、同行したアメリカ人のクレイプール先生は日本の歴史や文化についていろいろな質問をして、学生たちの理解を深めてあげる一方、学生たちとの教室外でのカジュアルな英会話を楽しんだようです。
日本語・英語を交えての研修とは別に、学生たちは舞台での立ち回りに飛び入り参加したり、お化け屋敷で悲鳴を上げたり、思い切りリラックスした一日を過ごしました。
学生たちのコメント(一部抜粋):
● 田中先生から教科書には載っていない日本の歴史的事実をいろいろと教わり、とても興味を持てました。
● 通訳ガイドという仕事は、日本のことを深く理解していないとできないものだとわかりました。
● クレイプール先生からの質問を聞いて、アメリカ人の持つ疑問に新鮮な驚きを感じました。日本人と欧米人との発想の違いを知ることができました。
● この語学研修を通じて、自分の中の日本人の血に目覚めた思いです。
● 最初の日本語の説明を聞いただけでも、新鮮な知識の連続でした。英語で説明しろと言われても、現在の自分の英語力では荷が重過ぎますが、これからがんばります。
● ノートに新しい英単語をたくさん書き込むことができました。新撰組はsecret police と説明するなど、ナットクです。
● 関東は武家社会なので、うなぎ屋さんはお腹から裂かず(切腹を連想するから)背中から裂く、関西は商人が多かったので気にしなかった、など雑知識がたくさん増えました。
引率のクレイプール先生のコメント:
We had nice weather and an enjoyable day at Uzumasa Eiga Mura.
As always, it was fun and interesting for me to have casual conversations
with the students throughout the day. It was a good opportunity for them
to use some of the English that they have been learning.
We also learned a lot about Japanese history.
I think that’s important in order to understand your own country better
and to communicate more effectively with people from around the world.
All in all, it was a very nice day.
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