国際留学科の卒業生、鎌田ぐん君の留学先ビュート大学が夏季休暇期間なので、一時帰国し、OCFLに近況報告に来てくれました。鎌田君が1年制の国際留学科を卒業した年は、まさにコロナ禍中で提携大学の対面授業が全くなかったため、彼は同じOCFLに再入学し、総合英語科の2年次に編入。そこで英語力にさらなる磨きをかけて、昨年、8月に晴れてこの提携大学に入学しました。
ビュート大学はサンフランシスコから車で3時間の北カリフォルニアのChicoという自然豊かで空がとてもきれいな町に広大なキャンパスを持ち、約14,000人の学生を擁するコミュニティ・カレッジです。比較的学費が安いので、国際留学科の卒業生が多く留学しています。彼はそこで” Social and Behavioral Science”(社会・行動科学)を専攻しているそうで、順調にいけば12月には卒業とのこと。
彼のお気に入りの授業の一つが” Public Speaking”。題目カードをもらってその場でスピーチをするのですが、「アイコンタクトをもっと使え」とか「身体を動かしジェスチャーを交えろ」とか教授のアドバイスを受けながら、最終的にはめきめき上達して何と日本人なのにA評価を取得したとのこと。今回、OCFLの当時の担任、Claypool先生と会話して、先生も彼の現在の流暢な英語力には非常に驚いていました。また、鎌田君は日本では数学が得意ではなかったそうですが、数学の教授がすばらしい先生で、説明が上手く、演習をたくさんやらしてもらい、この科目もA評価を獲得したとのこと。さらに、” Western Religion”(西洋の宗教)なる授業もお気に入りで、異文化を深く理解する手助けとなった授業で、とても知的な成長ができたと満足そうでした。
大学のあるChicoという町は治安がよく、歴史的な雰囲気のあるタウンセンターでは毎週木曜日に夜市を楽しめるそうで、とても楽しい留学生活をすごしていると嬉しそうに話してくれました。
OCFLの国際留学科では、在学中に取得した一般教養科目(最大30単位)を米国の提携大学に移籍できるため、留学期間を短縮でき、学位の負担も軽減できます。ビュート大学のような比較的学費が安く質の高い提携大学を多く紹介できます。皆さんの進路の一つとしてぜひ検討してみてください。