アジア言語ビジネス科中国語・英語ビジネス専攻の学生のうち9名の女子学生が8月の3週間、台中市にある静宜大学の語学研修プログラムに参加してきました。
静宜大学は1920年に創設されたカトリック系大学で、国際教育に重点を置き、台湾で初の国際留学生組織ISEPに加入した大学。学生数は約12,000人で日本人の正規留学生が約70名いるそうです。ただし、夏休み中なのでキャンパスで学んでいるのは主に付属の語学学校の留学生たちでした。
以下、参加した学生たちの感想です。
● 授業はほとんど中国語だけで進行したので、最初は先生方の質問の意味がわからず苦労しましたが、研修期間の後半にはほとんど聴きとれるようになりました。やはり外国語は毎日聴く、話すことを繰り返さないといけないことを身に染みて感じました。
● 先生から中国語で日記を書くことを勧められ、辞書を多用するため、文章力と語彙力が飛躍的に伸びました。日本でも続けようと思います。
● 最終日に学生全員がパワーポイントを使って、自分の好きなテーマで、中国語で発表するのですが、その準備をするのに、単語や表現を調べまくることで、とても総合力が身に付いたと思います。その最終授業はとても盛り上がりました。
● 台湾の飲み物はとても甘いので、注文するときに甘さを減らしてもらう表現を先生に教えてもらい、とても役立ちました。マンゴーなど亜熱帯の果物が豊富でした。皆で宮原眼科(戦前に日本人医師が経営していた眼科医院で今やアイスクリームやスイーツ、お土産が買える人気店)でアイスを食べたのが楽しい思い出です。
● 夕日が綺麗なインスタ映えする観光地、高美湿地に2回行きました。浅瀬を裸足で歩けてとても気持ちがよかったですし、いい写真も撮れました。皆で遠出(バスで片道4時間)して九份まで行ったのも楽しかったです。
● 私たちが留学生だとわかると話しかけてくる台湾の人たちが多かったです。中国語・英語・日本語を交えて親切にいろいろな情報を教えてもらいました。また、台湾の人達はお湯につかる習慣がないらしく、学生寮もシャワーだけでした。食事の味も日本よりも油っこいなど、似ているようでかなり違うという異文化体験ができました。