6月17日(日)の海外留学・進学説明会に国際留学科の卒業生が2名参加しました。1人は2005年に海外大学進学専攻を卒業し、カリフォルニア州立大学ノースリッジ校でMedia & Communicationを専攻して学位を取得、帰国して国内就職した加藤孝明君、もう一人は、2009年に海外大学進学専攻を卒業、ニューヨーク州立大学へ留学し、一時帰国中の北村亮君です。カリフォルニアとニューヨーク、西海岸と東海岸での留学生活も異なる点もあれば、海外で学ぶという点では大きな違いはなさそうです。
加藤君は高校3年生の時、国内の大学か海外の大学に進学するか悩みましたが、最終的に両親を説得し、海外留学することに決めました。
最初に留学した大学はウエストバージニア州にある提携大学Concord University(コンコルド大学)です。加藤君がO.C.F.L.在学中、コンコルド大学から留学生担当者が来校し、直接話しを聞けたのがきっかけです。
説明の中の、レベルの高い教育を提供していることと、授業料や寮費などの費用がそれほど高くなかったことが印象に残りました。大学から町へ行くバスが1週間に1本しかないような田舎で、町や大学もやや保守的な雰囲気で、留学当初は環境や文化に慣れるのに苦労したそうです。その時、大学のスタッフの方が親身になって励ましてくれたお陰で、途中で断念することなく、最後まで留学生活を続けられました。
コンコルド大学留学中、自分が本当に勉強したいのは、テレビや映画のことだと気付き、この分野では充実した教育を提供している、California State University(CSU) Northridge(カリフォルニア州立大学ノースリッジ校)に編入しました。
ノースリッジ校もO.C.F.L..の提携大学です。アメリカの大学では学期ごとに編入でき、新しい学校で継続して勉強できるので、時間の無駄もなく合理的だと思います。
ノースリッジでは、現存する会社や団体の課題や問題点を分析し、メディアを用いてそれをどう解決するか、というプロジェクトなども行いました。勉強は大変だったようですが、充実した楽しい大学生活が送れたようです。現在は、椅子資材の販売を手掛ける商社に就職し、新入社員として頑張っています。
北村君は、最初の留学先としてState University of New York, Fulton-Montgomery Community College(ニューヨーク州立大学フルトン・モンゴメリー大学)を選びました。
最終目標は4年制のニューヨーク州立大学への留学ですが、短期大学からスタートし、英語力をさらにつけてから4年制大学に編入することにしました。
4年制大学に直接編入した加藤君の体験と比べると、短期大学から始めた北村君は、少し学習に余裕があったように感じました。
現在は4年制のState University of New York, Plattsburg(ニューヨーク州立大学プラッツバーグ校)に編入し、マネージメントを学んでいます。夏休み中2か月ほど日本に滞在し、少しアルバイトをして8月中旬にはニューヨークに戻る予定です。
7月、8月の海外留学・進学フェアにも卒業生が参加します。