今年4月から関西学院大学に3年次編入した佐々木有紗さんが、入学後の大学生活の様子を知らせてくれました。
本校卒業後も何度か近況を報告しに来てくれた佐々木さんですが、レポート作成や授業の準備も多く忙しい毎日を過ごしているとのこと。そんな忙しさにも関わらずサークル活動もしているとのことで、ゼミ仲間もできてとても充実した様子でした。
「今年3月大阪外語専門学校を卒業し、現在関西学院大学総合政策学部総合政策学科3回に在籍しております。関学に3年次編入しようと決心したのは、2年の秋受験一ヶ月前のことでした。それまではただ大学名にこだわり、受験する学部が統一されていない私に、編入センターの先生がこの大学を勧めてくださったのがきっかけでした。
志望校の受験を終え、気楽な気持ちで受験することができました。編入試験に向けて日々努力しているシニア生に向けて一言を送るとしたら、志望校を目指すことも大切ですが、指導してくださっている先生方の意見を聞くことも大切だということです。少しキツイ言い方になりますが、第一志望校合格は誰もが願うものですが、現実なかなか思うようにはいきません。しかし、私はもしあのとき先生のおっしゃることを受け止めず関学を受験していなかったら、現在充実した生活は送れていなかったと思っているし、本当に関学に入学できてよかったと心から思っています。
だから、周りの方の意見も含めて、是非自分に合った大学に進学していただきたいです。
総合政策学部は、JR新三田駅からバスで15分ほど行ったところに位置しています。「中庭で野兎を見かけると運気が上がる」という噂があります。関学に在籍して5ヶ月になりますが、私はまだ1回も見たことがありません。在学中に一度は見てみたいものです。
次に総合政策学部で学ぶことについて説明します。総合政策学部は、総合政策学科、国際政策学科、都市政策学科、メディア情報学科から成り立っています。そして総合政策学科の中でもさらに3つのフィールドに分かれています。
また、総合政策学科に在籍していても、他の3学科に授業を履修することができます。ちなみに私は総合政策学科ですが、所属するゼミは都市政策学科に近い学習内容で「防災に強い街づくり」というテーマで学んでいます。総合政策学部はなんでもありの学部なのです。しかし、具体的なイメージがつかないと思うので、簡単ではありますが紹介したいと思います。
今までは経済学、法学など1つの分野をとことん追求することが大切だとされてきました。しかし、現在社会が持つ問題は1つの分野だけでは解決されないものが多いです。
また、1人の人が1つの知識だけを持つことよりも、多くの知識を持つことで解決策が深まったりします。総合政策学部は、法学、社会学、経済学、英語と多くの知識を習得することができるとても魅力がある学部です。少しでも興味を持っていただければ幸いです。」(Part2に続く)