OCFLのキャビンアテンダント・エアライン科は、夏にオーストラリアのシドニーでQANTAS航空キャビンアテンダント研修、冬に韓国のソウルでASIANA航空乗務員体験研修を実施しています。海外でのこの種の研修を1年に2つも実施している学校は文際学園だけだと思います。
前者は、事前研修も含めて4週間、後者は1週間という違いもありますが、前者は英語による研修ですので英語力の増強も兼ねながら、安全性世界一のエアラインでの保安業務の大切さを理解してもらうための研修です。一方、後者はキャビンアテンダント採用試験にも役立てるためのメイクや所作の習得にも重きを置いた研修という違いがあります。両方の研修に参加する学生も多く、皆これからチャレンジするキャビンアテンダント採用試験に向けての準備を整えるべく、真剣な思いで参加してくれました。
以下は、このたび実施したASIANA航空乗務員体験研修の参加者の声(一部)です。
● 自分に欠けているものを発見することができ、客室乗務員になるという目標をさらに明確に固めることができた、すばらしい研修でした。
● あっという間の5日間でした。終日、OCFL卒業生の教官からの厳しい指導に全員気持ちが引き締まり、緊張した毎日が続きました。
● あなたは本気でCAになりたいのか、それにしてはやる気が欠けているぞ!と指摘されました。ほんの一瞬気を抜いただけで見事に指摘されました。自分は今真剣に就活をする立場であることを改めて自覚させられました。
● 機内サービスのロールプレイでは緊張して手が震え、敬語がうまく話せませんでしたが、ウォーキングの授業は楽しかったです。鏡を見ながら音楽に合わせて歩きました。
● 自分一人ががんばるのではなく、チームとして同じ気持ちで仕事をしないといけないことを学びました。就職活動も、クラス全員で励ましあいながら皆でよい雰囲気、よい環境の中でレベルを高めていくことが必要だと感じました。
● 緊急着水訓練では、高所からの着水の方法や、体温を保持する方法などを学べました。また、機内アナウンスの訓練では、いかに聞きやすく工夫して話すかというテクニックを教わりました。
● 最終日に、教官方が訓練中に撮影してくださった写真をスライドショーにして放映なさいました。感極まって泣く人がほとんどでした。また、私を含めて優秀賞が三名に与えられ、とても光栄でした。
● 帰路の飛行機の機内アナウンスでアシアナ航空から今回の研修参加者へのメッセージを放送してもらい、大感激しました。就職活動、一生懸命がんばります!