真夏日が続く中、平成26年9月7日(日)に実施される、年に一度の旅行業界の国家資格「国内旅行業務取扱管理者」の合格に向けて、今年4月に入学したジュニア生(1年生)が、授業や放課後だけでなく、夏休みの8月18日から29日まで科目を教える先生方のサポートで連日の特別補講授業を行いました。
この国内旅行業務取扱管理者は、旅行会社で働く人や旅行業界に興味を持つ人が受験する国家資格で、旅行業界の代表的な2つの国家資格(もう一つは、総合旅行業務取扱管理者)の一つであり、国内旅行の業務のみを取扱う旅行代理店の各営業所には、お客様との商品販売に関する貴任者として官公庁長官または都道府県の知事に届けが必要な資格です。
いわば、この資格を持っている社員さんが1名以上いなければ、国内旅行やそれに関する販売ができない大切な国家資格です。
主な試験内容は、旅行関連業法や約款、運送や宿泊に関する約款、国内旅行実務などが折り込まれ、範囲も広く、覚えることがたくさんあります。
今年の試験は、9月7日(日)に北海道から沖縄までの8会場で全国一斉に行われ、昨年度は、15241人の受験者に対して4702人の合格者で、合格率は、30.9%の難関資格です。特に近年の10年間は、合格率が下がってきている状態です。(データーは、(社)全国旅行業協会のHPより)
その厳しい合格率の中で、昨年受験した大阪外語生は、見事全員が合格(合格率は100%)し、大手旅行代理店のエイチ・アイ・エスやJTBにも就職内定しております。きっと、今回受験するジュニア生も続いてくれることと思います。
旅行の専門科目と英語科目、それにこれから始まる就活、まだまだ頑張ることが沢山ありますが、自分の将来のためにがんばれ!!
=以下は、今回受験する一部学生の声=
■先生〜っ、覚えることが多すぎて頭がパニックやわ。。。
■ホテルやJR、航空系業界の運貢計算が大変です。。。
■昨日は、撤夜で勉強して気がついたら朝だった。。。
■来年は総合旅行取扱管理者賦験にチャレンジします。