AXESSは日本航空グループの航空機の予約・発券のためのコンピューターシステムです。各空港のJAL系のグランドスタッフがチェックインカウンター等で使用しているシステムということです。また、空港だけでなく、旅行会社のオフィスにも多く設置されています。また、その知識と技能の修得レベルを示す検定試験もあり、国際線1〜3級、国内線1〜3級の6レベルがあり、学生は各2級と3級に挑戦可能です。1級は、航空会社または旅行会社の社員しか受験できません。1級の取得者は各企業での社員研修を担当できるよう、さらにインストラクター資格をめざすようです。
前期の必修科目「AXESS国内3級対策」を学習したキャビンアテンダント・エアライン科のグランドスタッフ専攻生たちが、この11月に「国内線3級」の検定試験を受験しました。結果は、昨年と同様、受験者全員の合格。次の2月には後期から学習を開始した国際観光ホテルブライダル科の旅行観光専攻生や、選択科目として学習しているキャビンアテンダント専攻生も受験するので、合格者はさらにたくさん増えるでしょう。また、今回の合格者の多くが「AXESS国内2級対策」を受験しますし、次年度には「AXESS国際3級対策」の授業も設定しています。
全員が航空業界や旅行業界に就職するための必須のツールと意識していること。また、検定試験実施日が近くなると、好きなだけ自習できるよう教室を開放するなど学校もサポートしていることが今回の快挙につながりました。
