国際観光・ホテル・ブライダル科の学生が、海外教育旅行セミナーのインターンシップに参加しました。
このセミナーは旅行会社や保険会社、外資系の航空会社が後援し、大学や高校で国際交流を担当している教員を招いて実施されるのもので、国際交流の実例や手法を紹介する内容で、本校の学生たちは旅行会社のスタッフの一員として、来場者の案内や受付などを積極的に行いました。
旅行関係のインターンシップというと、旅程管理の資格をとってツアーコンダクターのアシスタントを務めたり、店頭での販売業務を見学したりといった、旅行の補助的業務が多いのですが、外国政府の観光局や旅行会社が重要なゲストを集めて行うプレゼンテーションの現場に同席する機会はなかなか得られません。
今回は前年度までの会場と異なり、大阪梅田の再開発地域に立つグランフロント大阪の会議室で行われました。
インターコンチネンタルホテルなどの超一流外資系ホテルなどが同居するハイグレードなビルで、会場まで何回もセキュリティーカードを通さないとたどりつけないほど、警備が厳重な建物でしたが、受付開始後はポイントとなる3箇所の拠点を任され、参加者をしっかり会場まで誘導することが出来ました。学生達は、最初はセキュリティーカードを上手く通せず、お客さまが来られるまでに上手く使いこなせるようになるだろうかと、不安げな表惰でしたが、徐々に業務に慣れていき、セミナーの進行に遅れが出ないよう、自分たちの責任を果たしてくれたようです。
このインターンシップは2011年以来6年連続して本校にのみ依頼が来ており、本校生にとっては学科の年間行事のひとつに数えても良いイベントになりつつありますが、入学して間もなく半年以上が経過し、就職活動への準備が本格化しつつある学生たちにとっても、自分たちが目指すプロの現場を間近で体験することができた大変有意義なインターンシップだったのではないでしょうか。