オリンピック・パラリンピック東京大会まであと4年を切りました。各競技団体は既に2020に向けて始動しています。
今回、25年ぶりに東京都内で行われたのが、オリンピックでも格別の歴史を誇る馬術競技を司る、国際馬術連盟(FEI)の年次総会です。世界約80カ国から200名以上が参加するこの総会では、大小さまざまな会議が5日間に亘って開かれました。特に今回は、リオ2016が終わり、いよいよ東京2020に向けた4年サイクルが始動するということで、「オリンピック・パラリンピックフォーマット」と呼ばれる競技の実施要綱の採決が行われるなど、馬術界において、そして東京2020にとって非常に重要な総会となりました。また、ディナーパーティーなど社交の場もあり、世界中の馬術関係者が親睦を深め合いました。
この総会で大活躍したのが、OCFLから選抜された4名のインターンシップ参加者です!彼らは会場となったグランドプリンスホテル高輪及び新高輪で、ウェルカムデスクを担当し海外からのお客様をお出迎えしたり、会場誘導や会議運営補助などの業務につきました。参加者・関係者の大半が海外の方というまたとない環境で、OCFLで培った語学力、ビジネスマナーを発揮!関係者のみなさんからも大変に好評で、「OCFLの学生は全員とてもよく働くし、英語の意思の疎通も問題ないし、パーフェクト!ぜひまたお願いしたい!」と素晴らしいコメントを頂戴しました。
OCFL生は、常陸宮妃華子殿下や日本オリンピック委員会会長・日本馬術連盟副会長竹田恒和氏、日本馬術連盟会長で茶道裏千家前家元千玄室氏やオリンピック出場経験者など錚々たるVIPが臨席されたウェルカムディナーでも誘導補助をさせていただくなど、この上ない社会経験を積めました(もちろんそのあとはしっかり高輪プリンスホテルさんのおいしいディナーもいただきました!)。さらに最終日には、関係者のみなさんから数々の記念品をプレゼントされ、ハードなインターンシップでしたがとても素敵な経験になったようです。
このインターンシップの依頼があったのは、全国の大学・専門学校で大阪外語専門学校のみ!!!OCFL生の語学力、ビジネスマナーが高く評価されているおかげです。大阪の専門学校でも、こうやって東京2020ムーブメントに大きく関われるチャンスがあります。2020に関心があるあなたも、大阪外語専門学校で夢を叶えませんか?
インターンシップ参加者のコメント:
英語通訳・翻訳科2年 辻本千春さん
「5日間のインターンシップで、生まれて初めて東京を訪れました。もう2度とできないような経験をさせていただきました。ウェルカム・ディナーパーティーではたくさんのVIPの方たちをディナー・テーブルにお連れする任務に、とても緊張しました。どうすればフォーマルに、礼儀良く案内・対応できるのか考えさせられた任務でした。しかし、色んな人たちとお話をする機会もあり、興味深いお話を聞けて楽しめました。全体で感じたことは人のあたたかさです。初対面の私に、スイスのFEI本部から来日されたスタッフはみなさん親切にしてくださいました。他の3名の学生にも感謝の気持ちでいっぱいです」
英語通訳・翻訳科2年 林涼子さん
「国際会議に参加される方の受付のサポートをさせていただきました。多くの国からたくさんの方々が受付に来られるため、笑顔ですばやく対応できるように努力しました。会議が多くなると、昼食や休憩の際の会場誘導をしました。ただ立っているだけでなく、迷っていらっしゃるようであれば自ら話しかけ、誘導できた際には喜びを感じました。インターンシップを通じて、多くの方から話しかけていただいたり、話しかけたりという貴重な経験をしました。また、外国からいらっしゃる方と接するので、相手の方に理解していただけるように考えてから話、伝わったときはとても嬉しかったです」
キャビンアテンダント・エアライン科 1年 大野歩くん
「インターンシップ参加中、FEIや参加者の方々とは主に英語でコミュニケーションを行いました。様々な国から参加されているため、その国ごとのアクセントがあり、慣れないうちは大変でした。しかし自分が聞き取りづらいということは相手もまた同じなのだという思いを持ち、ボディーランゲージなどを使いながら自分のできる最大限のことをしました。国際的に活躍するには、英語は基本中の基本ということを痛感しました。話せて、聞けてあたりまえ。理解しているつもりではありましたが、今のままではいけない、もっと英語力を向上する必要があると感じることができました」