前期の必修科目「AXESS国内3級対策」を学習したキャビンアテンダント・エアライン科のグランドスタッフ専攻の1年生たちが、この11月に「国内線3級」の検定試験を受験しました。結果はこの11月の検定では3年連続の合格率100%でした。3級は比較的合格率が高いとはいえ、全国平均では75.7%です。本校の対策授業の内容がいかに優れているか、指導の先生がいかに優秀か、学生たちがいかに努力したかが明らかです。後期からキャビンアテンダント専攻の1年生たちも選択科目を受講、グランドスタッフ専攻生は「AXESS国内2級対策」、次年度前期は「AXESS国際3級対策」を受講する予定です。今年度の2年生は82名がグランドスタッフに内定していますが、その多くが「AXESS国内3級」「AXESS国内2級」「AXESS国際3級」の資格を持っているので、即戦力として採用されました。
AXESSは日本航空グループの航空機の予約・発券のためのコンピューターシステムです。各空港のJAL系のグランドスタッフがチェックインカウンター等で使用しているシステムということです。また、空港だけでなく、旅行会社のオフィスにも多く設置されています。検定試験1級は、航空会社または旅行会社の社員しか受験できません。1級の取得者は各企業での社員研修を担当できるよう、さらにインストラクター資格をめざすようです。来年度からAXESSの検定試験の内容が改訂され、パソコン操作のみでなく、カウンターでの接客マナーや電話での応対マナーも出題されるとのことです。まさに、空港や旅行会社での総合的な即戦力養成の検定試験となる予定です。