9月15日(金)〜17日(日)、大阪中央体育館でFIVB主催ワールドグランドチャンピオンシップ大阪大会が行われました。今回の大阪大会参加国は、アメリカ、フランス、イタリア、ブラジル、イラン、日本の6ヵ国。連日、3試合ずつ白熱した試合が行われましたが、この熱戦を今年もサポートしたのがOCFLの学生6名です。OCFL生は、大阪で行われるバレーボール国際大会の英語アナウンス(コート・アナウンス)を、大阪府バレーボール協会様から毎年任せていただいております。大会運営を担当する国際バレーボール連盟様や大阪府バレーボール協会様、そしてテレビ局のスタッフの皆様からも、毎回OCFL生の英語力と向上心の高さを誉めていただいております。
以下、参加した6人のコメントです。
★ T.N.さん(総合英語科): 初めての経験でとても緊張しました。自分の声が会場に響いているのを聞くととても不思議な気持ちになりました。アナウンス中に英語を読み間違えたり、詰まったりもしましたが、練習を続けることで、ミスを少なくすことができ、練習中や試合中のアナウンスがとても楽しくなりました。自信を持って堂々と話すことが大切だと知りました。また、選手だけで試合が成り立つのではなく、多くの人達が関わっているのだと、人の繋がりの大切さを学びました。
★ I.A.さん(キャビンアテンダント・エアライン科):今回、初めてコートアナウンサーを体験し、多くのことを学ぶことができました。バレーボール部にいたため、ルールを知っていたことが役立ちました。 テレビ中継の現場に入るのは初めてで、生放送に、こんなにも緊張した空間で、多くの人が関わっているのを知り、感動しました。また、その中のスタッフの一人として貢献できたことがとてもうれしかったです。反省点は英語の発音が日本人ぽいことです、今後発音も意識していきます。
★ N.A.さん(英語通訳翻訳科): 普段あまり意識することなく読んでいた英語ですが、多くの人の前でアナウンスするということで、アクセント、発音、イントネーションを改めて意識せざるをえませんでした。また、アナウンサーは堂々と話すということがとても大切です。試合中の交代やタイムアウトなど、正確な情報を、自信を持って伝えなければならない仕事です。いろんな人種の人達が集うことでビッグイベントを作り上げられるという、スポーツのすばらしさを発見しました。
★ Y.K.さん(アジア言語ビジネス科): リハーサルでは、イベントの規模の大きさに圧倒され、自分の声が震えてしまいました。周りのテレビ局の方々、サポーターの方々が私の緊張をほぐそうと、いろいろ話しかけてくださったり、何度も練習させていただいたりして、本番では普通に声を出せるようになりました。最後には会場との一体感を感じながら、心のゆとりを持ってアナウンスすることができました。私にとって、苦手意識を克服する、とてもよい体験になりました。
★ O.A.さん(キャビンアテンダント・エアライン科): 昨年に続いて2回目の参加ですが、テレビ局の方々も異なり、前回と違うこともいろいろとありました。昨年は先輩方や会場の雰囲気についていくのが精一杯でしたが、今年は前回の反省点も踏まえ、後輩にさまざまなアドバイスをしたり、チーム全体をまとめたりする役割もありました。大きなイベントを成功させるためにいかに多くの人が関わり、また、お互いのコミュニケ−ションをうまく取り合うことが大切かを今回も感じました。
★ G.S.さん(キャビンアテンダント・エアライン科): 昨年参加した私は、今年は後輩に引継ぐ立場でした。アナウンスでは実際に話す人とサポートをする人がペアになって担当します。選手交代のアナウンスをする際は、このサポート役の業務がとても大切です。背番号と名前を正確に把握してアナウンサーに伝えなければなりません。日本チームの試合ではとても観客が盛り上がるため、大歓声の中でマイクの声を通すための工夫も必要です。スタッフとして働けたことを誇りに思います。