毎年春と秋には提携大学から複数担当者が来校しますが、この時期は留学科の学生達にとって、直接大学の特徴や現地の情報を聞くことのできる、またとないチャンスになります。先月は14日と15日に、カリフォルニア州にある提携大学の2校から、担当者が来校しました。
ひとつはGlendale Community College。International Student Program担当のMr. David J. Nelsonが来られ、短い時間でしたが留学科の学生達に大学の紹介をして頂きました。G.C.C.は1927年に創立された2年制の短期大学で、ロサンゼルス郊外の安全な住宅地域グレンデールにあります。学生数は約15000人、留学生は50ケ国から550人が学んでいます。人気の専攻は、美術、アニメーションデザイン、航空学(客室乗務員専攻)、テレビ制作、看護学、演劇、ホテル/レストラン管理など。多くは4年制大学への編入を目指すそうです。このカレッジに留学した本校の学生達も、卒業後は1年間のOPTを体験したり4年制大学へ編入しています。
また、2校目はMerced College。副学長のDr. Anne D. Newinsに、大学のシステムやカレッジの特徴を説明して頂き、学生達の様々な質問にも丁寧に答えて頂きました。カレッジは、カリフォルニアのほぼ中央に位置するマーセッド市にあり、小規模で治安も良く勉強に最適な環境が整っています。現在、約11000名の学生に150名の留学生が在籍していますが、人気のプログラムは、ビジネス、会計学、心理学、動物・畜産学、スポーツトレーナー科、看護学など。4年制大学への編入率も高く、州以外の大学へもスムーズに編入しています。滞在費用が安く経済的なメリットがあり移籍できる単位数も多いため、本校でも多くの卒業生がこのカレッジに留学しています。
どちらの大学も、英語の入学条件はTOEFL(PBT)450で、英検2級を取得していればTOEFLに代用されます。1年間の概算費用は、滞在方法にもよりますが、Merced Collegeが約12000ドル、Glendale Community Collegeは約16,000ドルになります。最初から4年制大学に進む場合と比べると、かなり留学費用を抑えることができるので、このような2年制大学を経由して4年制に編入する学生が年々増えています。