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キャンパスニュース
毎年多くのOCFL生が人気のエアライン業界・ホテル業界・旅行・観光業界等をめざし、学んでいます。
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カンタス航空研修を振り返って


大阪外語専門では、海外でのエアライン研修を毎年3ヵ所で実施しています。ソウルで実施する大韓航空研修、アシアナ航空研修、それと本校で既に10年以上続けている、シドニーでのカンタス航空研修です。語学学校で英語を学び、さらにカンタス航空の訓練所で英語での訓練を受けるというとても充実した内容の研修です。オーストラリアの物価は毎年継続的に上昇しているため、研修費が初年に実施した際の金額から40%も値上がりしていおり、今年度の実施が危ぶまれましたが、今年も、たとえ費用が高くても参加したいという熱心な学生たちがいたおかげで実施することができました。以下、参加者の感想の一部を紹介します。


● 往復ともカンタス航空に乗りました。これまで乗った航空会社と比べても、キャビンクルーの人達の笑顔が最高にすばらしかった印象を持ちました。ホームステイ先では、最初はホストファミリーの英語が聴き取れずつらかったのですが、部屋にこもらず、一緒に過ごす時間をできるだけ取るようにすると、ホストがいつも笑顔でたくさん話しかけてくれたので、次第に英語での生活に慣れてきて、とても楽しく過ごすことができました。さらにこの研修で自分の視野を広げることができて、最高の思い出となりました。
● 高校生の時にアメリカでホームステイをしましたが、その時は全然英語がわからずとても悔しい思いをしました。今回はOCFLで英語を真剣に学んでから行ったことものあり、英語で話す自信がついて、楽しかったです。英語研修を受けた現地校(Western Sidney University, the College)では日本語を勉強中の学生と仲良くなりシドニー観光に連れて行ってくれるなど親切にしてもらいました。カンタス航空での研修では、インストラクターがとても丁寧に教えてくださり、うれしかったです。
● この研修に参加して、英語の学習において大切だと思ったことは、多少文法を間違えようと、とにかく自分の知っている単語を駆使してコミュニケートするということでした。カレッジで日本語を勉強している現地学生が片言でもとにかく話そうと積極的に話しかけてくる姿勢には大いに学ぶところがありました。カンタス航空での研修では、英語で機内サービスをするという初めての難しい作業に挑戦しました。ファーストクラスともなると、カクテルを作ったりワインの説明をしたりしなければならないなど、とても高度な知識を必要とするすばらしい職業だと感じました
● シドニーには様々な人種の人達が多様な文化を持ち込んでいるため、住宅の室内や店の雰囲気、料理も様々なものを体験することができました。ホストと交わす日常会話、他国からの留学生との交流などが、本当の生きた英語の勉強になりました。カンタス航空の研修では目の当たりにするすべてに感動しました。パイロットの方のお話を聞けたのもうれしかったです。ここで学んだコミュニケーションの取り方、感謝の気持ちの伝え方、自分の考えを行動に移すという教訓をもとに、本気でキャビンアテンダントをめざす気になりました。
● シドニーの人達はみんなフレンドリーで親切でした。バスの運転手さんどうしがすれ違い様に手をふるなど、上下関係のある日本ではあまり見られない、ほほえましい光景をよく見ました。せっかく勉強している英語が最初はうまく伝わらず悔しい思いをしましたが、カレッジで他国の学生と交流し、ホームステイ先でスマホを避けてできるだけホストと話すことを心がけることで乗り切りました。また、ホストには、自分の生き方や将来の夢は、周囲にどんなに否定されても曲げてはいけないと忠告されました。学校である程度客室サービスのことは学んでましたが、ビジネスクラスやファーストクラスのサービスなど奥深い知識を得ることができ、視野を大いに広げることができました。
●ホームステイ先のホストはとても優しくて、私の間違う英語を面倒がらずに訂正してくださいました。英語だけの環境で必死に取り組むことは、英語力を伸ばすための最適の機会でした。カレッジでのクラスはレベル別に分けられていたので十分ついていくことができました。他国の人達とも英語で会話することで、異文化の学習にもなりました。カンタスの訓練所では、ふだん見ることのできない施設に入って訓練を受けることができ、感激しました。教官のお二人はとても明るく、気品があり、笑顔がとてもすてきで、活力に満ち、まさに私がお手本にしたい人達でした。このすばらしい出会いにとても感謝しております。

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