Curtin International Collegeに留学中の、河合佑樹君から、留学レポートPart IIが届きました。前回は、学校やホームステイなど、留学生活全般についてでしたが、今回は、ファンデーションコース(留学準備コース)での学習の様子が詳しく報告されています。これから留学する人が、アカデミックな面で成功するための、ヒントやアドバイスがたくさん書かれています。
今、僕が在学しているCurtin International Collegeでは大学に入るために一般教養を勉強しているのですが、名前の通り、ほぼ全ての学生が留学生です。やはり大多数がアジア系で、特に中国、香港、東南アジアの学生が多いです。ただ、日本人はまだ一人しか知らず、しかも専攻が違うので全く会う機会がありません。なので、完全に英語を使わざるをえない状況です。ただ、かといって、全く日本語に触れる場がないわけではなく、パース市内には結構日本人が集まっており、また月刊の日本語新聞や雑誌も手に入れることができるので、情報収集においてかなり助かっています。
前期は一般教養4科目(数学、コンピューティング、マネージメント、コミュニケーション?)+英語の無料授業を取りました。外語で教わった通り、すべての授業で前の方の席に座り、いつも授業の後、質問に行っていました。そのおかげか、どの先生にもすぐに顔と名前を覚えてもらえました。特にコミュニケーションの先生には、最初の授業での自己紹介でタップダンスを趣味と言っただけで覚えてもらえました。タップやっててほんとに良かったです!前期で一番大変だったのはエッセイとプレゼンテーションです。マネージメントでは早速3回目の授業で順番が来たので、自分の英語力に自信がなく、また初めての正式なReference List(出典リスト)やPlagiarism(盗用)に対する厳しい罰則に困惑しながら、あきらめ半分で取り組みました。ただ、評価が想像以上に良く、コミュニケーションでのエッセイでは先生に、”You are a good writer!”と褒めて頂き、かなり自信がつきました。最終的にオーストラリアの大学を選んだことで、アカデミック科目の単位移籍をすることができませんでしたが、改めて外語での勉強から得たものが多かったと感謝しています。
最後に余談ですが、今度バイトでお金がたまったら、スキューバダイビングに挑戦しよう!と思っています。最初の免許取るのに、費用が400〜500ドルで期間は4日間くらいしかかからないので、やらなきゃ損って感じです。あと、今まで日本の農業は弱い存在だとばかり思っていたのですが、最近「Voice」っていう日本の提言誌や農業の雑誌を読んで、食料自給率は農業の発展を妨げることや、今の日本の農家が世界でも通用することを知って、将来何をしたらいいのか見えなくなっています。それで岡山大学の教授にメールで日本の農業に何が必要なのかを聞いてみたんですけど、今は将来のことを考えるより貪欲に知識を吸収しなさいといわれました。
とにかく、僕が在学しているC.I.C.などの学校がもつ大学編入制度では英語ではなく、アカデミック科目を勉強するのが主なので、英語力の向上はもちろん、エッセイやレポートの書き方など、大学で必要とされるスキルを身につけることができます。その点で、即2年次編入ではなく、ワンクッションおいてファンデーションから始めたのはとてもいい選択だと実感しています。