2010年9月25日からアメリカのケンタッキー・ホース・パークで 2010 Altech FEI世界馬術選手権が開催されます。4年に一度のこの世界イベントで、OCFLの英語通訳・翻訳科の学科主任である中嶋千秋先生が、FEIパラ馬場馬術競技の日本選手団の公式通訳として、チームのお世話をすることが正式に決まりました。
乗馬が趣味の中嶋先生は、以前から一般社団法人日本障害者乗馬協会へのボランティア活動に参加していた縁で、パラリンピックや世界選手権など、何度かナショナルチームに同行してきましたが、競技前の打ち合わせ、ルールの確認、選手村での選手のお世話など、今回も大役が待っています。国内大会では、以前、OCFLの学生もボランティアで海外選手のお世話をしたことがありましたが、やはりその競技のルールや専門用語に詳しくないとこの分野での通訳は難しいようです。
ちなみに、この世界選手権及びその予選となる国際大会に向けて、FEIパラ馬場馬術競技に使われる経路表などのマニュアルの英日翻訳をしたのは、OCFL英語通訳・翻訳科の学生たちです。この作業は3月にインターンシップとして学生たちに取り組ませました。今回世界選手権に参加するのは中嶋先生一人ですが、四苦八苦した翻訳作業も日本選手の方々へのサポートのひとつとしてお役に立つことで、学生諸君も満足しているようです。中嶋先生の現地での活躍ぶりは、10月ごろにアップする予定です。
※上の写真は2006年11月に国内で行われた障害者馬術大会でのOCFL通訳インターンシップの模様(中嶋先生も参加)です。
※下の写真は今年3月OCFL英語通訳・翻訳科の学生による翻訳インターンシップの模様です。